先月の初投稿「自宅をリッチに」では嬉しい反響があり、お家探報シリーズとして今後も楽しみにしているとのお声を多数頂いております、新原です。
早速勢いに乗って2投稿目を掲載させて頂くことが出来ました。ありがとうございます。
前回の投稿をご覧になっていない方は是非そちらも合わせて見てもらえると嬉しいです。
またまた自分語りとなりますが。。
私はほどよい田舎で生まれ育ちました。
ほどよいと表現したのはまわりにコンビニもスーパーも信号もない地域でしたが、車で動けば問題なしの団地育ちです。
実家の見た目はやや洋風寄りの、中身は和室も備えた団地でよく見かけるタイプの住宅。
しっかり収納もあり、申し分のない暮らしをさせてもらったのですが、中学生の頃からファッションに興味を持ち洋服を少しづづ買うようになってから、クローゼットに憧れを抱くようになります。押し入れはあるけど洋服をかけられる様な収納がない。
これ、「同世代の実家あるある」な気がします。
初めてクローゼットを使った時は、正直感動しました。
今はクローゼットがある事が当たり前の生活となっていますが、当たり前になると別の問題に気付きます。
私が感じた問題は二つ。
一つ目は毎日着る服をクローゼットに取りに行くのが面倒。
二つ目は飲み会や食事の匂いがついた服をクローゼットに納めたくない。特に焼肉を食べた日。
共感して頂ける方が少なからずいるのではないかと思うのですが、今回は私のそんな悩みを解決してくれた東屋の衣桁をご紹介させて頂きます。
最初にこちらの商品に出会った時は恥ずかしながら読み方がわかりませんでした。
衣桁=いこうです。元を辿れば着物をかけておくための家具。
東屋の衣桁は現代に合わせた作りとなっており、和室・洋室どちらにも使え、洋服や小物をかけておくことのできる優れもの。
サイズが長丈・広幅 / 長丈・並幅 / 中丈・広幅 / 中丈・並幅 の4種類、素材は檜と楢の2種類です。
それぞれ特徴がありますが、今回は私が使用している【楢材の長丈・並幅】を中心にご紹介したいと思います。
まずはサイズ選び。
使用目的を考えて選ぶのも大切ですが、お部屋の天井の高さに合わせるのも重要なポイントです。
長丈と中丈、どちらの高さも自宅の雰囲気に合いそうだったので、使用目的から長丈(高さ1700mm)・並幅(幅900mm)をチョイス。
選んだ理由は冬にコートを着る機会が多いから。
中丈(高さ1450mm)でもコートをかける事ができるのですが、ロングコートが多い私は長丈を選択。
また、楢の特徴として、硬く重量のある素材なので檜材の衣桁と比べて細く仕上げられています。
素材の色味も違うので、床材の色に合わせて檜=和室、楢=洋室といった選び方でも良いかもです。
使ってみた感想は、私の抱えていた問題をすぐ解決。すごく便利。
常時置いてる場所は寝室の隅っこのデッドスペース。意外と使い勝手に困る角のスペースにぴったりハマります。
帰宅したらまずはここに服とカバンをかける。家を出る時はここから服とカバンを取って出る。クローゼットに寄る事なく家を出れます。
飲み会後の服をかける時はリビングに移動させて窓際に設置。重量が3kg程度しかないので、どこでも持ち運びが可能。
すごく安定感もあり無理な体制にしなければ結構いろいろ掛けられます。
この絶妙なバランス感覚、製品になるまでかなりの試行錯誤があった事が伺えます。
細部も拘りが詰まっており、無塗装なので長年使った時の経年変化もすごく楽しみ。
そして蝶番で使われている真田紐。ここが本当に美しい。
楢はシルク糸、檜は木綿糸。
紐蝶番を使用している物自体をあまり見かけないですが、そこに強度だけの選び方ではなく、元々茶道具や鎧兜に使用されていた真田紐が使われているのも、細かなモノづくりに対する思いが伝わってきます。
さらに社内での真田丸ブーム再来、さらにさらに私が勤務している店舗でのシルク(真綿)にフォーカスしたイベント開催。
勝手に親和性を感じてます。
使わない時は閉じて隙間に納めておく事ができるのも優秀な証拠。
私は冷蔵庫と壁の隙間に。
ここもほんとに使い道に困るスペースで、あまりにも衣桁の収まりが良いのでもう一台納める用に欲しいくらい。
このまま書き続けると延々とご紹介を続けてしまいそうなので、続きはお店で。
ご存知の方も多いと思いますがref.では店頭で実際に使用中です。経年変化した衣桁もぜひ見てみて下さい。
もちろん web store でも販売しております。
取扱い店舗
ref.
広島市中区袋町8-18
@ref.store_
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ref. / Web Store
東屋/衣桁