2023.06.26

手首の研究家

「こんにちは、1年ぶりですね。元気にされていましたか?」
そんな会話から、今年も始まりました。

“ 鍛造作家 KATUYOSHI SHIMADA  オーダー会 ”

昨年7月にHIGHBRIDでご紹介してからあっという間の1年でしたが、今年も島田さんに3日間在廊頂きました。
店頭で、手首診断を含む作品のご紹介に加え、今回は島田さんのもう一つの作品-TOKI-も展示。

これからの季節に主役となる手首にフォーカスしたイベントは、非常に盛り上がった3日間となりました。



冒頭では、「1年ぶりですね?」と書きましたが、初めましてのお客様も多数参加して頂いたイベント。

一年ぶりの手首診断は良い意味で変わらず… 
島田さんが手首をギュッと触れて、数秒後には「15.5センチくらいですかね〜。綺麗な楕円型の手首をされていますね〜。」
計測器も使わず、ほぼドンピシャで手首を測られます。
(初めての方、ホント驚かれます 笑)
私はこの瞬間のお客様の表情を見るのが大好きです。

今年はどうしても気になって、失礼とは承知で計測されたお客様の手首をメジャーで測らせて頂きました。
「15.5センチ… ドンピシャですね… 」 
諦めきれず他のお客様の手首もメジャーで測りましたが誤差1ミリ程度。
流石 “手首の研究家”。

お客様の手首を「楕円タイプ・四角タイプ・まん丸タイプ」と分かりやすく説明されます。
自分の手首、どのタイプなんだろう? 
こういったイベントでないとあまり気にすることってないですよね。
そういった些細な疑問や、手首が細く気持ち良く着用できるバングルが無かった島田さんご自身の体験から一人一人に寄り添ったモノ作りをスタートされました。

バングルの着用感に関しては、過去記事What  is There』に記載していますのでそちらもぜひご一読ください。

今回はデザインについて少し説明させて頂きます。
島田さんの製作されるアクセサリーは、鍛造という伝統的な刀鍛冶の技術を用いてバングルの断面に丸みを与えています。

しっかりとした見た目とは裏腹に、柔らかい質感を金属から感じることができるのは、この手法ならではなのかなと。 
さらにバングルの表面には和歌山県産の石を擦り合わせることで、シルバー特有のキラッとした質感を軽減させる、島田さんこだわりの手法が用いられています。
そのため、肌馴染みが良くどんなコーディネートにも相性が良いです。

また、一度たりとも型を使用せずに、手仕事により作り上げている島田さんの作品は、二つとないもので、自分だけのバングルになってくれます。

以上、今回はバングルにフォーカスした記事になっておりますが、同じデザインのリングも展開されており、こちらも併せて見て頂けるとより一層魅力に惹き込まれること間違いなしです。

まだまだ伝えたいことはあるのですが、やはり実際に島田さんに会って体験していただくのが一番かなと。
ということで、当店でのイベントは終了しましたが、引き続きref.にて下記スケジュールで開催致します。

2023/6/30 (Fri) ~ 7/3 (Mon)
at ref.02

またとないこの機会に、“手首の研究家”に会いにきてください。 

イベント詳細はこちら