2021.10.20

「これ、買います」vol.07

スタッフのウィッシュリスト入りした商品を不定期にご紹介する『これ、買います』。今回はベテラン眼鏡のスタッフMがお送りします。
私事ですが、なにを隠そう念願の新築一軒家を購入したばかりでして、大きい出費があったのをいいことにカトラリーや食器も大精査。このタイミングで一式揃えねばと勝手に一念発起しております。
洋服もオススメしていたらキリがないですが、ref.の真骨頂である道具に関してもそれは同じです。台所の道具から食器、ゴミ箱から家具に至るまで、揺りかごから墓場までを目指してセレクト重ねております。そんな中で、今回の僕的「これ、買います。」は、カトラリーシリーズ“ryo” です。


ryoは猿山修さんが主宰されている「さる山」より発売されているカトラリーのラインナップで、プロダクトデザイナーの猿山修氏デザイン、アクセサリー作家カトラリー職人彫金家でもある竹俣勇一氏監修で製作されているシリーズです。
製作は新潟の田三金属にて、カトラリーの生産が始まった明治期の金型をもとに製作されプレス。彫金家の竹俣氏が仕上げの焼き入れでアンティーク加工されています。
新品ながら既にアンティークの食器のような風貌としっとりとした素材感。主張しすぎないデザインとディティールがどんな食事の場面にも馴染みます。焼き入れでアンティーク加工が行われているので、一つ一つのうねりが違っており、またマットな艶感という相反する形容詞が似合う逸品です。ステンレス製のため丈夫で経年変化も少ないので普段使いにガシガシご利用ください。デザインもさることながら口への触感も強すぎず、使用感も抜群です。

マストアイテムとしては、テーブルスプーンとテーブルフォーク。取り敢えずは入門編としてこちらのペアで万事解決です。カレーからスープ、フルーツまで網羅できるサイズ感。サラダ、デザートまでいくと少々大振りになりますので、加えてサラダスプーンとサラダフォークがあれば概ねフォローできます。

カトラリーがビシッと決まると、他のアイテムもビシッと決めたくなってしまいますので、道具類の買い漁りはまだまだ続く予定です。次回の道具探訪もどうぞご期待ください。



商品ページ
さる山 ryo”シリーズ