長いものには巻かれろ。

「サルティーは麻薬ストールです。」
すごく印象に残っているお客さまの言葉。
その方曰く、毎シーズンほしくなってつい買ってしまうと。
わかるわかる!
サルティを愛用する者の一人として、
大げさでもなんでもなく、素直に共感できる。

その理由はなんといっても、クオリティの高さとバリエーションの多さ。
ファリエロ・サルティは世界の有名メゾンに生地を提供する
1949年に設立されたイタリアの老舗テキスタイルメーカーで
カシミアやシルク、モダールといった様々な
天然素材と最新素材を融合した、独特な風合が魅力。
テキスタイルに特化したメーカーだからこそ、
このクオリティとバリエーションが維持できるのではないかと思う。

また、ラフに断ち処理された裾の部分は、動くたびに生き生きと、
独特の量感や表情を見せてくれる。
シンプルなシャツ一枚でも、さっと巻けくだけで
おしゃれ上級者に見えてしまうから本当に不思議だ。
色や素材を変えれば、
洋服は同じでも違ったコーディネイトを楽しむことができる。
そう考えると、サルティは巻物というよりもむしろ、
ワードローブのひとつととらえた方がしっくりくる気がする。



それでいて形状はあくまでストール、
というのが当たり前だが面白い。
例えば寒い冬。
ファッションアイテム・ストールとしての役割はもちろん、
スポーツ観戦などの時は膝掛けに、
ちょっとそこまでのご近所スタイルも、
さっと羽織っておしゃれ着風の目隠しに。
暑い夏だって、くしゅくしゅっとコンパクトにまるめ、
バッグにしのばせれば、心強い冷房対策も。
ストールだからこそ実現する幅広い使い方。
1枚あれば何通りも楽しむこととができる
実に頼もしいワードローブなのだ。

性別を選ばない、季節を選ばない、時代を選ばない。
ファリエロ・サルティは、
毎年、1枚ずつ増やしていきたい、永久定番だ。